こんにちは。CozmicWorldの林です。
本日はお客様のQ&Aにてよくお問い合わせいただいている「画像で見た時の生地と、実際見た時の生地の色味が違う」という件についていくつかのエピソードを紹介させていただきたいと思います。
以下の内容と共に「イメージの色味と生地の色味が異なる場合の理由」に関する説明文も一緒にご参考頂けると嬉しいです。
それでは、事例を一緒に見てみましょう。
事例1)
① 原作のイメージ ②完成後に撮った写真(暗い場所) ③ 生地の写真(明るい場所)
上記の写真はどれも携帯電話のカメラで撮った写真です。
①と②の写真を比べてみると、②の生地の色味が暗く、濃く見えます。
①と③の写真を比べてみると、③の生地の色味が明るく、薄く見えます。
実際の商品の感じは②より③が近かったです。
これと似ている例として、以下の商品も実物より画像の方の色味がより濃く感じられるケースでした。
http://cozmicworld.com/product/ca7257
事例2)
今回の事例はファークライ5のジョセフ・シードの衣装です。
どんなに優れているカメラでも、人の肉眼で見る時と全く同じように撮影することはできないため、衣装の撮影の際には撮影者の意図がカメラの設定に反映されることになります。この衣装は「こんな感じが出るように撮影しよう」というふうに。カメラには設定できる条件が数多くあるため、全ての条件で撮影することは出来ません。条件別で撮影した写真を見てみましょう。
上記の写真は補正なく、カメラのシャッタースピードと絞り値のみを変更して撮影した写真です。
(カメラCANON 200D、レンズEF-S 35mm、ISO100)
前の方の写真を見ると、生地が明るすぎる、という反応が予想される一方、
後ろの方の写真を見ると、生地が暗すぎる、という反応が予想されます。
どんな写真が一番実物に近いのでしょうか。
私が思うには、上記の写真16枚とも全てが実物に近いと思います。(-_-)
最初この衣装を受注した時、「光によって染みのような感じを与えよう」と、会議の際にイメージが決まったため、原作より明るい目の生地を選んで塗色作業を行いました。
結局、数回の塗色を経て意図通りに完成できました。
上記のようなケースが多いため、どちらのイメージが実際のものに一番近いか、という質問には答え辛く、周辺の状況によって異なる、としか答えることができません。
このような場合、生地によって違う感じに場合もございます。
例えば、 ベロア/ベルベット、エナメルなど、光を反射する生地の場合は撮影者の意図より写真に明るく写す場合もございます。
http://cozmicworld.com/product/ca7241
上記の通り、様々な状況と、撮影者の意図が加わって撮影(カメラの設定-ISO、露出、絞り値、シャッターのスピードなど)される上に、その結果物をご覧になるお客様もまた主観的であることなど、考慮すべき状況が多すぎます。
一番いいのは直接目で見ることです。
そのため、弊社にて生地を選ぶ時は常に生地を直接目で見てから選んでおります。
(これが注文を受けてから生地の購入にのみ1~2週間ほどかかる理由です。購入が難しい生地の場合は期間がより長くかかる場合もございます)
そのため、お客様の立場においても、制作者側の立場においても、オーダーメイドはしやすい作業ではございません。しかし、お客様にこのような点をご理解いただいた上でご注文頂くことが出来たら、よりお客様の満足度を高めることが出来るのではないかと思います。
以上、長文をお読み頂きありがとうございました。
林
【ガラスを割れ】の衣装を完璧に再現致しました!
今回制作したリバーシブルの衣装はMVを分析し、最大限そっくりに制作しました。
既製品にストラップだけつけて販売するのではなく、芸能人(アイドル/欅坂46)が着ていた衣装そのままを再現しました。
ストラップはサイズ調節・文字変更可能で(フォントは実際のものと若干異なります。)、
ストラップの赤い部分と黒い部分はくっつけた状態での制作も可能です。
一般的にMA-1ジャケットの内部には綿が入っていますが、欅坂46のメンバーが着ている衣装には綿が入っていないと思われ、そのように制作致しました。
綿を入れると少し着膨れしてしまう可能性がございます。又、これからの季節暑くなってくるので入れない方が良いと判断致しました。
もちろんご希望であれば綿を入れて制作することも出来ます。
オーダーメイドとなりますので在庫が無く全て新しく制作されます。ホームページにアップロードされた商品を更に変更可能ですので一度相談してみて下さい。
商品に関する詳細内容は当社のホームページにてご確認下さい。
商品ページ↓
http://cozmicworld.com/product/ca8021
下のイメージは、カルト教団「エデンズ・ゲート」の教祖ジョセフ・シードが持っている聖書です。
既成の本を使用し製作しています。
聖書の表紙のデザインはイラストではこのようなデザインです。
イラストレーターやフォトショップファイルで送っていただくと上の写真のようなファイルにも製作が可能です。
デザインが完成すると本の表紙に貼付します。下の写真は貼付前の本の模様です。
本の中はこのようになっています。ノートとしても使用できます。
完成品の写真です~!以上、造形制作せずに一番安く制作する方法を紹介いたしました。ありがとうございました。
こんにちは、CozmicWorldの林です
ファークライ5の発売日まであと少しです。私もシーズンパスを購入してゲームを楽しむ予定です。
今回の製作中の商品はカルト教団「エデンズ・ゲート」の教祖ジョセフ・シードです。
この方です↓
衣装・聖書・ウイッグを製作中です。
ジャケットの色味でたくさん悩んでいます。
1、濃い灰色の生地を使用して製作する方法
2、明るい灰色の生地に塗色をする方法
結論としては、2番の方法を選びました。
理由としては、下の絵を見ていただくと光の加減によってジャケットの影が表れることをより表現するためにジャケットに塗色をすることが一番いいのではないかと思ったためです。
※衣装に塗色をして失敗した場合、衣装を捨てて再度製作しないといけない場合もあるため、塗色をする前に生地に何度もテストを行い、実際の製作時も何度も塗色をしないといけません。何度も塗色をする過程で塗色を乾燥させるためにも1~2日が必要になるため製作時間もより費やしないといけません。
※塗色が乾燥すれば、塗料が固まるため柔らな生地がやや硬くなります。この点をご了承ください。
↓今回の製作で使用する生地です。この生地に塗色をしていく予定です。
テスト及び乾燥に時間が少しかかるため、完成次第また更新させていただきます
こんにちは。
今日は衣装製作時の、生地の色についてお話しさせて頂きたいと思います。
衣装製作の流れですが、お客様から当社までゲームのイメージや実写の画像などを お送り頂きますとそれを基に、当社の衣装デザインチームがミーティングで衣装の色を決定します。
もちろん、お客様ご本人から決めて頂いたり、ご指定頂く場合もあります。
ところが、製作依頼の段階で添付して頂いた衣装の画像が複数の場合、衣装の色がそれぞれ異なる場合があります。
同一のキャラクターでも画像によって色が異なるので、イメージされた衣装を正確な色での再現をご希望の方は色を指定して頂くのがベストです。
実際にお客様から添付して頂いた写真で例を上げてみます。
下記のイメージはドラゴンクエストの主人公です。
衣装の胸の上部の色を確認してみてください。
↓ 紫のように見えますね。
↓ 今度は茶色系に見えますね。
↓今度はどんな色なのか、分かり難いですね。
ゲームの設定や衣装全体の色合いを考えると茶色の方が適切だと思います。ところが、下の画像のような色で製作されたり、お客様のご要望によっては、さらに濃い色合いでの製作になる場合もあります。
例えば、照明がある場所だったり、強い光があたる環境でのご使用でしたら、もう少し暗めの色合いで製作した方が適切かも知れません。
光が当たる分、色が飛んでしまう可能性があるので特に写真撮影を行う場合は公式の色より暗い方が写真写りも良いでしょう。
逆に室内でのご使用ですと、明るめの色合いでも良いかと思います。
オーダーメイドの製品ですと、このように使用される場所や目的に合わせて、衣装の色を決めることが可能です。
当社の色見本をご覧になって、お選び頂くか(*色見本 以外の色も可能)、
"ホームページに載っている商品よりもっと暗い色で製作して下さい"などご相談下さると、
当社のデザインチームが色のサンプルをおすすめ致します。
大事なイベントを共にするお客様たった一人のためのオーダーメイド衣装ですので、その衣装の印象に大きく左右されるお色はじっくりお考えになって、慎重に決めて頂きたいです。
下はそれぞれ2色の色で製作された衣装です。
↓日光のせいか、衣装の色がゲームの設定上の色とは違う色に見えます。
↓↓↓色を比べて見ましょう。皆様のご趣向に当てはまる色はどちらでしょうか。
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本日は、 同じキャラクターの同じ衣装でも、衣装の色が違う場合についての話を致しました。
理由は、特にゲームキャラクターの場合、ゲームの中で置かれている環境によって衣装の色が変わり、
それがお客様から頂いた資料にも影響し、資料と衣装の色が異なるということでした。
そこで、お客様のご趣向や、主に使用される場所の環境、目的などに合わせてご希望の色で製作ができる。
というのがオーダーメイドの特徴かつ魅力でしょう。
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完成の写真は下記のリンクからご確認ください。↓↓↓
http://cozmicworld.com/product/ca7256
ご相談はcozmic.cs@gmailまでお願い致します。
ありがとうございます。
この度当社では試作で刀剣乱舞・大典太光世の太ももの防具を製作致しました。
さらにクオリティの高い商品作りのため、イメージ・動画をご覧になった皆様からデザイン、塗装、素材に関してのご意見頂けたら幸いです。
DM、メールなどでぜひぜひ、お意見下さい!待ってます!
イメージ↓
●変更事項
①生地のテキスチャの変更
→さらに原作に近づいた再現への変更
②生地の厚さの変更
→口を動けるようにアップグレード可能
メタルギアのソリッドアイ・ケース製作の過程
現在、ケースは製作の最中で、ソリッドアイは塗装を終えて乾燥の段階です。
完了すると、次回また公開する予定です。まず、一次塗装完了の様子です。
まだ塗装は未完成の状態です。
設計図面 ↓↓↓
ここまでで合計4回の塗装過程がありました↓↓↓
追加にウェザリング作業を行うことで、さらに毀損されている感じを引っ張り出しました↓↓↓
お客様のご要望によっては、塗装過程の回数を減らすことも可能です。
塗装の完了後は常に乾燥させなければなりません。乾燥は常温で、長時間行ないますので
納期に合わせるために温度を調整してしまうと、塗装のクオリティが落ちてしまう恐れがあります。
この塗装過程でまる一週間がかかってしまいました。
【納期を厳守すべきの社長】と【クオリティの高い商品を製作したい製作者】
が衝突する時、社長という者は、、製作者に負けてしまいます。(ダメな社長で申し訳ありません。)
小道具に関しましては当社の公式ホームページ又はYouTubeに引続きアップロードする予定です。
どうぞ、お楽しみにお待ちくださいませ。
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCKlrfJDTjeTqr01jXOGhpgQ
デットプールver1が完成されました。今年中に更にアップグレードされたver2が公開される予定です。
映画の衣装のクオリティーにさらに近づいた製作になります。 シリコン製作の部位、ディテールなどが新しく追加されます。
どうぞ楽しみにお待ち下さい。
最近デッドプールマスクの表情が追加されました。
「無表情、怒った表情、驚く表情」総3つが基本構成です。
デッドプール衣装製作に関する意見もお受け付けしております。ご意見頂きますと製作に反映いたしますので、メール或いはDMください!